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[レポート]小机駅歴史展【JR東日本 横浜線小机駅】

更新日:2022年10月15日



JR横浜線・小机駅構内で、鉄道開業150周年を記念した「小机駅歴史展」が開催されてている。鉄道開業150周年を記念したイベントや取り組みは各地で行われているが、主要なこのイベントのように単独の駅が自らの。

駅に降り立ち、ホーム上部にある橋上部に上がってまず目に飛び込んできたのが、国鉄時代の「駅名表示(「こづくえ」「しんよこはま」)」、「気象告知標識(「暴風雪」「濃霧」)」、「所要時間表」、「訓練用融雪機」、「旧時刻表(大正2年、昭和8年、昭和14年)」などの展示である。

「所要時刻表」には、まだ「八王子みなみ野駅(平成9(1997)年開業)」の表示がなく、丁寧に手書きで修正した痕跡もあり、時代を感じた。

一部の展示品は鉄道博物館所蔵であり、それを間近に見ることができるという意味でもは貴重な機会と言える。



もう一方の展示スペースには、昭和49(1974)年の「旅客関係単行規程集」や「小机駅旧スタンプ」、切符からSuicaに移行する前に切符と併用され、コレクションアイテムとしても人気があった磁気式プリペイドカードの「横浜線開業88年オレンジカード」、「横浜線開業90年イオカード」などが並んでいる。



改札の外に置かれているアンケートに記入し改札窓口に持っていくと「小机駅 開業から114年」と印字された記念硬券がもらえ、その場でダッチングマシンによる日付の打刻体験ができた。打刻される日付は鉄道記念日にあわせ「4. 10. 14」(取材日は10月14日であったが別日でもこの日付で印字される)。



対応いただいた駅員によると「このダッチングマシンは使えなくなって放置されていたものを、手先の器用なスタッフが直したもの」とのことである。展示品として見ることはあるが、実際に印字打刻できるのは貴重な体験であった。

構内に戻って周囲を改めて見ると、壁やホームの待合室には、昔の駅舎の写真や過去に小机駅に入線した車両の写真などが所狭しと展示されており、それたをひとつひとつ見るだけでも楽しい。会期は令和4(2022) 年10月31日まで。この機会に是非、小机駅の歴史に触れていただきたい。




<小机駅歴史展>

・会期:令和4(2022)年9月10日 - 10月31日

・会場:JR横浜線小机駅構内





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