旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)は、哲学者の故和辻哲郎氏が江戸後期の民家を東京都練馬区において居宅として使用していたものを、昭和36(1961)年に川喜多長政、かしこ夫妻がここに移築したもので、夫妻はこの建物を海外から訪れる映画監督や映画スターたちを迎える場として使用した。
旧市街地の谷戸の高台に建つこの建物は、背後の山並みと桟瓦葺きの屋根が調和した和風建築で、地域を代表する魅力的な景観を形成していることから、平成22(2010)年9月1日に景観重要建造物に指定された。
<旧川喜多邸別邸(旧和辻邸)春の一般公開>
日時:令和5(2023)年4月8日(土)・9日(日) 午前10時から午後4時
場所:鎌倉市雪ノ下2-2-12 (鎌倉市川喜多映画記念館)
料金:無料
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