今年は、安政元(1854)年に横浜で日米和親条約がむすばれてから170周年にあたる。この条約の締結によって、日本は欧米諸国と恒常的に外交をおこなう必要に迫られ、幕府は担当機関を創設した。
現在開催中のPart1では、外務省の前身にあたる組織「外国奉行」を紹介しているが、10月26日からのPart2では、神奈川県(庁)の前身機関である「神奈川奉行(所)」にスポットをあてる。
神奈川奉行(所)は、安政6(1859)年の横浜開港と同時期に設立された重要な幕府の機関で、開港都市横浜を治めるとともに、来航する外国人との折衝を担当した。
しかしこれまで同奉行所に関して、まとまった展示・研究はおこなわれてこなかった。
本展示は神奈川奉行に関する初の本格的な展覧会となる。
<特別展 Part2 「神奈川奉行―開港都市を治める」>
・会 期:令和6(2024)年10月26日(土)~11月24日(日)
・開館時間:午前9時30分 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
・観 覧 料 :一般500円、小・中学生・横浜市内在住65歳以上250円
・休 館 日 :月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
・会 場:横浜開港資料館 企画展示室
・主 催:公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団(横浜開港資料館)
・共 催:横浜市教育委員会
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