令和2(2020)年春、中区本町6丁目に横浜市の新しい市庁舎が完成する。大岡川沿いに位置する新市庁舎の建設地は、江戸時代から続く洲干弁天社の社地にあたり、建設に先立っておこなわれた埋蔵文化財(洲干島遺跡)の発掘調査では、開港期の石積み護岸や関東大震災で倒壊した建物基礎などの遺構が発見された。これらの発見は、開港以降積み重ねられた歴史の上に現在の横浜があることを私たちに教えてくれる。 本展示では、新市庁舎の建設地である北仲通南地区を中心に、開港から震災復興までの都市横浜のすがたを、洲干島遺跡の発掘調査から得られた成果をもとに紹介する。
展示期間:2020(令和2)年1月18日(土)~4月12日(日) 場所:横浜都市発展記念館3階企画展示室
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