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heritagetimes

[歴飯_31]玉屋本店



江ノ島電鉄江ノ島駅を出て江ノ島方面に向かう商店街を歩いていくと、右手に立派な店構えの「玉屋本店」が見えてくる。店主によると、創業は明治45(1912)年、江ノ島電鉄の開業と同時期とのことだ。看板にも書かれているように江ノ島観光の土産物として作られた羊羹が名物とのこと。どれを買うか迷っていると、名物の「のり羊羹」を勧めていただいた。一口食べると、白餡に練り込まれた青海苔が薫り、美味しい。 現在の建物は昭和10(1935)年に建てられたそうだ。出桁造りで関東の商家に多い町家タイプだが、看板の裏の欄間にはステンドグラスが使われ、店内の照明機具もレトロで所々洋風の要素も取り入れられている。店内には飲食できるスペースもあり、奥の座敷と店の間は大阪格子戸で仕切られている。江ノ島観光の際に立寄ってみてはいかがだろうか。




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